■ きものQ&A
 
 近年「和(わ)ブーム」といわれていますが、町中で「きもの姿」をあまり見かけなくなりました。
 
 あなたは「きもの」についてどんなイメージをお持ちでしょうか?



 きものは、高い?

 確かに絹や金刺繍のほどこされた物は車を買うくらい高いです。
 普段使いの洗える着物、小紋、紡、木綿、麻、化繊などの商品は、ブランド財布より安価です。
 シーズンの終わりには30%〜70%割引の商品も出回るので、良い物でも5000円くらいで買えます。
 また、リサイクルショップ、骨董市などでレトロな年代物を安く買うのも手ですね。


 きものは、小道具がたくさん必要?

 はい、確かに。聞き慣れない道具も多々あり、すべてそろえないと着られないのではめんどうですね。
 最近は伊達締めとコーリンベルトを合体させた物や、襟心のいらない半襟、すでに半襟がついている襦袢など…、着る人のニーズにあった小物が安くでまわり、以前のような複雑さはなくなりました。
 また、腰ひも、伊達締めなどもゴム製に改良され、着心地も苦しくなく楽になりました。


 きものは、自分で着るのがむずかしい?

 着付け教室に通った経験者の多くが、時間がたった今、自分ひとりでは着られないと思っています。
 明治の頃までは庶民はみんな自分で着物を着ていたのですから、ご先祖様にできてわたしたちに出来ないわけはありませんね。

 美しくなるということには努力がつきものです。
 自分で美しく着付けをするということは、ネールを美しくととのえたり、眉を左右対称に描くのと同じくらい努力と練習が必要です。
 創りあげていく時間にこころが落ち着き、自信がわいてくるという点では、メイクと着付けは似ているといえるでしょう。


 きものは、決まり事が多くて堅苦しい?

 和文化では季節を生活に取り入れてきましたから、きもの世界にも季節の決まり事があります。
 また、かしこまった席ではTPOにあった装いをする事が求められます。
 これらの知識は洋風な装いの席でも共通しているといえるでしょう。
 国際社会に生きる洗練された現代人として、きものを始めとする和文化の決まり事は、知っていて損ではない知識ではないでしょうか?


 きものをアレンジして着るのはタブー?

 時代の中で、きものファッションも様々に変化してきた過程があります。
 卒業式のシーズンによく見かける「袴すがた」において、ブーツをあわせるといったコーディネートも、当時は流行の最先端だったのではないでしょうか?
 洋装のファッション界においてタブーは少なくなってきている昨今、和のテイストをあしらったファッションの中には奇抜なデザインのものも増えてきました。
 また、きものをベースにデザインされた衣装を着るタレントや、女優、アーティストの方々をよくテレビや雑誌で見かけるようになり、若い方の中にはそういったファッションを望まれる傾向も出てきました。
 まずは、好きな衣装として和テイストを取り入れてみるのもいいのではないでしょうか?



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